前回の記事を書いてから、とんでもなく時間が空いてしました。
今後も「思い出したら書く」くらいのマイペースで続けていきたいと思います。
以前いくつかの記事で取り上げた樹木葬墓地も無事に開園し、すでに多くの方にご利用いただいています。
まだ空きがありますので、ご関心のある方は是非お問い合わせください。
突然ですが、皆さんセコムしてますか?
縁覚寺では数年前に防犯の観点で少々ヒヤッとする出来事があり、そこからずっとお世話になっています。
境内で死角になる場所を中心に防犯カメラが設置され、夜間を含めてモニタリングができるようになりました。
ところが見えるようになったら、それはそれで怖いものです。
不審者が映っていたらどうしよう…
はたまた稲川淳二もビックリの、この世のものではないものが映ってしまっていたら…
怖いなー、怖いなー、なんて思っていました。
ところが、防犯カメラが捉えていたものは、それとは全く違うものでした。
そこに映っていたのは、境内の墓地や納骨堂、樹木葬墓地に足繁くお参りくださる方々の姿だったのです。
もちろん境内の人の出入りには以前から気を配っていたのですが、庫裡の中に居ると意外と気がつかないものです。
たまに防犯カメラの映像を確認すると、こんなにも沢山の方がお参りくださっていたんだなと驚きます。
そして、そこには想いがあるのだということを想像します。
先立たれた方への想いをもって、その方々に会いに来るような感覚で、お参りに来てくださっていることを想像します。
今回、樹木葬墓地を開設したことで、縁覚寺に足を運んでくださる方はさらに増えました。
あらためて、皆さんの想いを受け止める場として、相応しくあらねばならないと思います。
そして、その場を、この先も長きに渡って守り続けていくために、間違いのない寺院経営をしなくてはいけないと思っています。
防犯カメラに映った光景から、そんなことを考えました。
縁覚寺の樹木葬墓地についてはこちらから
ぎふ大垣樹木葬
https://www.im-jumokuso.com/place/8846